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2016/03/30

恨んでいます

「いじめたことを覚えていない彼らを、何もしてくれなかった先生や学校を、何よりもいじめに対し無関心な社会を恨んでいます」

 

ある日掛かってきた電話でそう話した40~50代と思しき男性。

子供のころにいじめられたことが原因で今でも精神薬を飲み、これまでに様々なセラピーを受けてきました。

外国でドルフィン・セラピーも体験したけれど心の傷は癒されていないそうです。

数年前に同窓会があり、いじめた人たちに勇気を出して話をしたところ「そんなことあったっけ?本当ならごめんな」と軽く言われたそうです。

 

男性は、きっと彼らもいじめのことを覚えていて、そのことで心を痛めていると思っていたのにまるきり覚えていない。

自分の話が作り話であるかのように「本当なら」と言う。

そしてその後も同窓会を楽しんでいる彼らを見て、なぜ自分だけがこんなに苦しい思いをしなくてはいけないのか。

自分は何年も忘れられずに苦しんでいるのに、どうして彼らは自分のしたことを忘れて生きているのか。

 

そう考えるとやりきれない

それもこれもいじめを放っている社会が悪い

自分は絶対に許さない。恨み続けます。

 

一気にそう話すと電話が切られました。

 

その後彼から電話が掛かってくることはありません。

今でも許さないことに苦しみながら、彼らを社会を恨みながら暮らしているのでしょうか。

 

uchiyui2

 

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2016/03/26

心のバランスを取るには

心はシーソーのようにバランスを取っています。

そしてそのシーソーの支点となるものが理性です。

 

心のバランスを取るのに一番簡単なのは

「したい」と「するべき」が同じときです。

スポーツ選手やアーティストがその例です。

好きなスポーツや音楽などに励んでプロになる。そのための努力は苦にならない。

好きなことの勉強や練習はつらい時があっても基本的に楽しいですよね.

けれど、プロになったときから「したいこと」が「しなくてはならないこと」に変わり苦しむ人もいます。

 

心のバランスを取るには

心のシーソーがどちらか一方に傾いたままにならないように、上手に自分をコントロールすることが大切です。

 

uchiyui2

 

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2016/03/25

心のバランスを取っているもの

前回、心のバランスを崩すということについて書きました。

心はシーソーのようにバランスを取っている。

 

ではそのバランスを取っているもの(シーソーの支点)とはなにか。

それは理性です。

 

最近仕事を頑張っているから、旅行でもしよう

ゲームを先にやったら勉強もちゃんとやろう

というように「やりたいこと」と「するべきこと」の心の占有率をみながらどちらかに傾き過ぎないようにしているのです。

 

心のバランスが崩れてしまうのは理性が働いていないからです。

 

  1. uchiyui2

 

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2016/03/24

心のバランスを崩す

心のバランスを崩す」とよくいわれます。

このバランスってどういうことなのでしょう。

 

心が片足立ちで立っている、あるいは綱渡りをしているイメージでしょうか。

 

そうではなくシーソーのイメージです。

公園で見かける遊具のシーソーです。

「◯◯したい」と「XXするべき」という感情と思考左右に分かれてシーソーのようにバランスを取っているのです。

例えば、「休みたい」と「仕事に行くべき」、「遊びたい」と「勉強をしなくてないけない」といったものです。

もちろんシーソーですから左右にゆれます。

仕事仕事で休みたいという気持ちが大きくなってきたら、次の連休は旅行に行こうと計画する

試験前なのにどうしてもやりたいTVゲームがある。1時間だけゲームをしてから勉強をする

というぐあいに「したい」と「するべき」が交互に上下しながらバランスを取っているのです。

ところがどちらか一方だけが大きくなってしまったとき、心のバランスを崩してしまうのです。

 

uchiyui2

 

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2016/03/27

癒しは日常のなかに

「電車の中で久しぶりにベトナム語の会話を聞きとてもうれしかったです」

突然切り出したCさん。

 

詳しくお話を聴くと…

 

電車の中にベトナムの人が二人。

その人たちの会話を聞いていてとてもうれしかった

以前ベトナムに行く機会があり、そのときから大好きになりました。

ストレスが溜まると無性にベトナムに行きたくなるけれど行く機会がないし、続けていたベトナム語の勉強も中断したままなので久しぶりに聞いただけで気持ちが安らぎました

ベトナムが好きなんだと改めて思いました。

 

ベトナムの言葉を聞いて思ったことは?と伺うと

 

癒されます。

実は、仕事でストレスが溜まっていたんです。

実務のことやそれによる疲れが癒されました。

心がほぐされたというか、固くなったスポンジが音を聞くことによって潤った感じです。

 

 

文章にすると短いですが、その時の光景や耳にしたベトナム語を思い浮かべながら、ゆっくりと時間をかけて丁寧に話してくれたCさん。

お話の締めくくりは次の言葉でした。

 

またベトナム語の勉強を始めようかな

 

uchiyui2

 

 

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