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2016/06/11

自分を見直し新たな発見をすることは、自分をより深く知ること。

今日は午後から夕方にかけて

地元の大学でキャリアデザインの授業にお手伝いとして参加してきました。

 

授業は学生と社会人が

「自分の言葉で語る」「人の話を聴く」ことを基本に、

・自分を知ってもらう(自己紹介・自分語り)

・人との違いを知る(価値観)

・自分の将来を考える(未来語り)

といったワークを通して

自分と向き合い、参加者同士でわかちあう内容です。

 

学生にとって

親や学校の先生、バイト先の大人とは違って

上下関係のない社会人との話し合いは初めての体験といってよく、

語り合ううちに、今まで秘めていたことを

カミングアウトするという場面も見られます。

それは、この大人が初対面の人だから。

それは、この大人が今後の学校生活に悪い影響はなさそうだから。

それは、この大人に話しても自分の評価に関係がないから。

他にも様々な理由はあるでしょうが、

自分の持つ障がい、家庭環境、高校までのいじめ体験など、

今まで口にしなかったことを

話の流れの中で比較的あっさりと打ち明けられるのは、

たとえわずかな時間でもその間に築かれた信頼関係と

この授業の中で周りの学生が受け入れられる状態になっていることによって

なされることなのだと思います。

 

 

私自身の参加する理由は。。。

 

毎回思うのですが

19才、20才という

子どもとも大人とも言えない若者たちの心の奥底を

ほんのチョットでもかいまみることができ、

ほんのちょっとでも本音を漏らしてくれているのなら

参加している甲斐があると思っています。

始めはなかなか話せない学生も

自分の言葉で話すうちに、

友達から興味をもって聞いてもらっているうちに

表情が和らぎ

頬が上気し

目がキラキラとしてきます。

どう言おうか

どういったら伝わるかと

慎重に言葉を選びながら

語る姿はいつも感動をもたらしてくれます。

 

そしてそれとは別に

毎回、自分自身の変化にも驚いています。

自分の価値観、未来への思いが

ワークをすることで省みられて、

いつのまにか変化していることに気づけるのです。

普段しないような省みの方法は

新たな気づきをもたらしてくれ

自分自身をより深く知ることとなります。

 

感動と自己洞察のダブルの嬉しさ、愉しさの時間を過ごしたあと、

次回はどんな学生が

どんな言葉で

どんな話をしてくれるのか

と早くも楽しみになっています。

 

花2

 

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心の対話室うちゆい

E-mail 556.uchiyui@gmail.com
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