カウンセリングで話すことは何もない
私が心理カウンセリングの勉強を始めてすぐのことです。
勉強をしている仲間同士で10分間の模擬カウンセリングをする授業の時です。
私のクライアント(相談者)役の人が一言
「わたし、悩みないんだよね」
( ゚ ρ ゚ )ボー
模擬とは言っても実際にその時に抱えているものを順に話してゆく。
勉強だから、仲間だから、そう思って皆何かしら話していました。
なのに。。。なのに。。。
彼女いわく
「私はいつも相談にのるほうで、ここへも聴き方を勉強しに来ただけだから」だそうです。
私の頭は真っ白け。
なぜ?
どうしてこんなに非協力的なの?
この後どうするの?
こんな言葉がグルグルと頭の中を駆け回り、役10分間互いに無言の気まずい時間が流れてゆく(ヒュルリ~
そんな苦い初カウンセリング。
その時の講師の感想は
「いいな。私だったらこう聴くのになって思いながら見てた」でした。
そもそも心理カウンセリングというのは何かしら問題があるという前提なのだから
その模擬授業に「何もない」というのはどういうことか!!!
私の中では戸惑いと怒りと何もできなかった恥ずかしさとが混在し、
怒りたいのか泣きたいのか、はたまた笑いたいの。。。
何が何だか分からないまま終わった授業です。
多くの方のお話を聴き、カウンセリング経験を積んだ今、
あの時の講師の言葉がわかります。
悩みを聞くことが心理カウンセリングではありません。
心の声を聴くことが心理カウンセリングです。
悩みがないというあなた
一度心理カウンセリングを受けてみませんか。
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心の対話室うちゆい
E-mail 556.uchiyui@gmail.com
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