やっかいなのは大人同士の関係
保育園で働いていて、子どもとの関係作りは単純です。
あなたが大好き、大切だという気持ちをストレートにぶつけます。
子どもは大人の気持ちを読む能力、というか直観が優れているので
中途半端な気持ちでは通じません。
叱るときも遊ぶ時も本気じゃないと相手にしてくれません。
もちろん、叱るときには自分の怒りに振り回されないように…
遊ぶときには大人対応もしますが。
やっかいなのは大人同士。
職員vs保護者、担任vs担任外職員、正規職員vs臨時職員、保育士資格取得職員vs非資格職員…
その時々の立場や「あるべき」思考で、時に団結し時に対立します。
そこにあるのは
面子、体面、「あるべき」思考、信念、甘え。。。
子どもの頃は(良くも悪くも)純粋で単純なのに
大人になるにつれて損得や自分の都合・思惑などで自分を縛り、
相手も自分の物差しで測ったり、
自分の意の中に入れようとします。
自分の意見と会わない人を
排除しようとしたり
同調させようとしたり
強制的に従わせようとしたり
そんな大人の関係を子どもたちは見ています。
目ているだけではなく学んでいます。
保育園だけではなく、
家庭でも、地域でも…
大人がより良いコミュニケーションの見本を見せてあげないと
子どもたちの未来も変わりません。
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心の対話室うちゆい
E-mail 556.uchiyui@gmail.com
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