犬猫虫展の真相
電車の中の吊り広告を見た私の失敗。
その広告をチラッと見と
「犬と猫と虫」と書かれています。
「( ´_ゝ`)フーン 犬と猫が一緒なのは分かるけど虫ねぇ。夏休みだからかぁ」
というのが私の感想。
しかし。私が目にした文字は正確には
犬■虫展
犬と虫の間はつり革に隠れていて、両サイドはかろうじて見える程度だったのです。
なのに、私は「犬ときたら猫」と思い込みました。
『猫』の字に違和感を覚えて、角度をちょっと変えて広告を見たら
なんと『昆』なのですΣ( ̄□ ̄|||)
「ええ⁈ 犬昆虫展???」
しばらく電車の中でパニック状態。
なんで?
どんな展示??
主催者の意図は???
頭の中が疑問符でいっぱい。
広告を爆見すること2分。
気づいたことがありました
「虫」に目がついていたり
「展」に角があるんです。
「昆」にもあるのかなぁと確認すると。。。
ありました。
角のようなものが。
ってことは・・・
「犬」にもしっぽか耳がついているはず。
と思って確認するも、しっぽも耳も生えていない。
すると、
あれ?あれ??
犬の点が左側にもあるんです。
蝶のイラストの紛れていたけど
確かに左側にも点が。。。
もう、お気づきでしょう。
「犬」ではなく
「大」という字から触覚が出て
その触覚が途中で下に曲がっていたのです。
そのことに気づいた私は爆笑するのを必死でこらえました。
「何て紛らわしいんだ!!」と思う一方で
広告は最初から「大昆虫展」と表示されていたということに気づいたのです。
私が「犬と猫と虫」と思い込み、
「犬」と「大」を見誤っていた。
広告の情報には何の問題もなく(見ずらいけど)
受け取り側の問題。
一部の情報から、足りないところを思い込みで補い、
勘違いから、発信とは違った受け取り方をする。
人の話を聞くときも、似たようなことが起こります。
チョッと聞いただけで
「それ、知ってる」「ああ、わかった」と思い込む。
聞いているなかで
「あなたの話はこういう事」と判断することで
簿妙な食い違いに気づかない。
話しているほうは
「ちゃんと聞いてるの?」という不安や不信を持つことになります。
受け取るときには、思い込みを足さない
発信するときには、紛らわしい表現をしない。
そんなことを学んだ夏の朝の3分間でした。
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心の対話室うちゆい
E-mail 556.uchiyui@gmail.com
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