揺れる母心・・・現実と理想の狭間で
「子どもには好きなことをしてほしいです」
高校生のお子さんの進路に迷っているというクライアントさんがそう話しました。
お子さんが大学で経営を学ぶと言い出し、親として迷っているというお話です。
自営業をしているご主人は
お子さんが後を継いでくれることに大喜び。
そのための勉強なら大学へ行くことも歓迎です。
母親であるクライアントさんもお子さんの選択に喜びました。
けれども、その一方で
「それが本当にしたいことなの?
あなたには家業に縛らせずに好きなことをしてほしい」
そんな思いに囚われ日々悶々としているということでした。
子どもの意思は尊重したい。
でもその選択理由が親を喜ばせたい、家のことを優先した結果というものだったら。。。
他にやりたいことがあるのではないか。
そんなことを考えて自分の心が定まらない。
何度も子どもとは話し合ったけれど、最終的に子どもが出した答えがそれだった。
本当にそれでいいのだろうか。
子どもが自分で決めたことだから。。。
このお母さんはお子さんがどんな選択をしても
悩むことだと思います。
子どもの将来を案じる母心。
子どもが何をやってもやらなくても
その心配が尽きることはないのでしょう。
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心の対話室うちゆい
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