間接的児童虐待
日々、保護者による児童虐待にかかわる仕事について思ったこと。。。
環境や近隣の人たちからの関節的な虐待もあり得るのだということ。
私の例でいうと、
人の怒鳴り声が聞こえると体が硬直します。
最近はだいぶ自分をコントロールできるようになりましたが、
以前は息も出来ないくらいに苦しくなりました。
幼いころに身近な人から怒鳴られていたのなら
そのような反応が出ることもわかります。
でも、私には両親から怒鳴られた記憶はありません。
覚えていないということもあるかもしれませんが、
物心ついた頃からでも、そのようなことはありません。
なので、心理を勉強しているときから不思議に思っていました。
ひとつ思い当たること。
それは、ご近所のこと。
毎日のように、一日に何度も聞こえてくる母と子のケンカ声。
二人で怒鳴りあっているのです。
すぐ裏のお宅なので声はよく聞こえます。
夏場は互いに窓が開いているので、尚更です。
ケンカの時間も昼夜を問わず、突然始まります。
母と子が本気で罵り合っている。
それを聞かされていた私はどんな気持ちでいたのだろうか。。。
出来事の記憶はあるけれど、
自分が何を思い、どう感じていたのかは
思い出せません。
児童虐待は家の中、家族の中だけで起きるのではない。
その子の所属する場や周囲の環境からでも
間接的に虐待を受けこともある。
そんなことをツラツラと思っている梅雨の晴れ間です。
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心の対話室うちゆい
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