自分探しー自分の中の無邪気な子ども
これまでに性格の中の父親・母親・大人と3つの自我を説明してきました。
次は子どもの部分です。
無邪気な子どもと従順な子どもの2パターンがあるので、今日は無邪気な子どもです。
人間本来が持っている自分の欲求や感覚、感情を損なわず強化して自分の一部とした部分です。
OKな面は
明るい。ノビノビしている。天真爛漫。自由。あけっぴろげ。無邪気。自発的。創造性がある。直観力がある。好奇心が強い。など
OKでない面は
わがまま。本能的。自己中心的。持続力がない。人のペースを考えない。単純。目立ちたがり。我慢できない。など
グループで旅行に行っても一人だけ勝手な行動をしようとしたり、思いつきで意見を言って計画を変えたりする。
遊ぶことが好きで、ユーモアのセンスがあり、人を喜ばせるのが得意。
まじめなことが苦手で、常に楽しいことを考えこうどうしている人。
芸人や俳優、アーティストなど自由な感覚・発想を生かせる職業が向いています。
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心の対話室うちゆい
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新人指導ー情熱だけは無理?
保育園に新しい先生が来ました。
定年を迎えてから保育士の資格をお取りになり、初めて保育園に来ました。
それまでは子どもとは関わりのない仕事をしていたそうですが、どうしても保育士になりたくて3年かけて勉強したそうです。
その熱意には頭が下がります。
そんな先生が10日ほどで急にお辞めになりました。
園での仕事についていけないというのが理由です。
確かに、保育の仕事はただ子ども達と遊んでいれば良いというものではありません。
特に乳児クラスは子どもが自分で出来ない分、保育士の仕事は裏方のほうが多いのです。
おやつや給食時のテーブルセッティング、おむつや服の準備、掃除、玩具の消毒、などなど
どんな仕事でもそうだと思いますが裏方の仕事はとても大切で、新しく来た方には新規・移動に関わらず裏方の仕事を最初に覚えてもらいます。
初めての仕事は、誰もが右も左もわからないという状態なのはよく分かります。
(私自身、昨年の4月は裏方をひたすら務めました。体力的にも相当きつかったです。)
その先生にも、仕事の内容をひとつひとつ丁寧に説明しながら時間をかけてやっていただけたなら良かったのでしょうが、新年度で子どもたちも落ち着かずにバタバタしている中で即動いていただくとなると、仕事内容の説明が不十分で、指示が言葉足らずなことも多々あったと思います。
それでもその先生の保育に対する情熱を見込み、またそこができなければ有資格の保育士としては務まらないので、あえて年齢を考慮せず、ほかの新規の先生と同じように接していました。
仕事におけるスピードについてこられなかったのも事実でしょうが、私たち同僚の態度や物言いに傷つかれたのかもしれません。
もっとノンビリ、子どもとマンツーマンで関われるような場所がたくさんあります。
その先生には別の形で子どもたちへ愛情を注いでもらえたらと思います。
ただ今回のことで保育園で頑張って働こうとしていた人がお辞めになったという事実は残ります。
その方の情熱が別の形で花開くことを祈りつつ、共に働く者としての受け入れる気持ちや態度・言葉にもっと気を配らなくてはいけないなと反省しました。
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自分探しー自分の中の大人
性格の中の大人(アダルト)は感情を含まない客観的・冷静的な部分です。
別の言葉で言うなら「理性」です。
思考直・判断勅を基礎に発達する部分で、今どのような状況か、何をしたらよいかなどを事実・客観的なデータに基づき、冷静に考える部分です。
OKな面としては
冷静。客観的。今ここの事実に基づく。事実を調べる。情報を集める。見通しをたてる。計画する。判断する。意思決定をする。
OKでない面は
打算的。冷たい。ビジネスライク。味もそっけもない。役割人間。
この部分が性格に強くでている人は、例えば仕事で同僚や部下から「休む」と連絡をもらったときに、抱えている仕事や後回しにできない仕事を訪ねます。そのうえで仕事に来ている人たちに休む人の仕事を割り振ります。
優先順位をつけて話しをするので、休みの連絡に対し「お大事に」「ゆっくり休め」など相手を思いやる言葉がなく、冷たい人と思われがちです。また、自分自身に対しても「○○したい」という感情を出さないので、気がづくと休日出勤など仕事優先の日々を送っています。
警察官・弁護士・科学者・医師など客観的・冷静なみかたや、事実に基づく判断を必要とする職業が向いています。
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自分探しー自分の中の母親
先日は性格の中の父親=父性について書きました。
今日は母親的な部分(母性)です。
おおらかで優しく包み込み、面倒見がよくて話しを聴いてくれる。
そんな母親像。
アニメキャラクターでいうと魔女の宅急便の「おソノさん」が浮かんできます。
母親的な部分というのは
人に対する愛情、思いやりを持ち、それを表す行動を見習ってできた部分です。
OKな面としては
やさしさ。思いやり。世話をする。配慮する。目をかける。心遣い。慰める。元気づける。保護する。など
OKでない面は
過保護。過干渉。甘やかす。おせっかい。我儘ゆるす。相手の自立を妨げる。依頼心を助長する。など
情緒豊かで人の気持ちを先読みし、面倒見の良い世話好きは、ときにウザったいほどお節介な存在です。
行き過ぎる世話や甘やかしは共依存症の表れでもあります。
母親的部分が強い人は、
保育士、幼稚園・小学校の教諭・看護師・など幼児教育にかかわる仕事。介護職。などに向いています。
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自分探しー性格の中の父親
先日は、性格を構成する5つの要素を、サザエさん一家に置き換えて説明しました。
今日はお父さん(波平さん)的な部分をちょっと具体的にご説明します。
お父さん・父親ってどんなイメージでしょうか。
星一徹(巨人の星)のような頑固者。
チャールズ・インガルス(大草原の小さな家)のような頼れる父親。
草壁タツオ(となりのトトロ)のような優しいけど豪快なお父さん。
ムーミンパパのように父親としての威厳を持とうとする。
など、いろいろなイメージがあると思います。
性格における父親的な部分は男性でも女性でも持っているもので、父親的な部分とは、物事を判断するための価値観、理想、信念を成長する過程で身につけてきた部分です。実際の父親の影響もかなりあります。
この父親的部分の働きでOKな面は
○○すべき・すべきではない。規律を守る。躾をする。けじめをつける。評価する。几帳面。道徳的。文化・伝統・慣習を守り伝える。善し悪しの判断をする。など
反対にOKでない面は
厳格すぎる。圧迫する。圧力をかける。偏見を持つ。口うるさい。堅苦しい。 など
星一徹さんはOKでないお父さんの代表格ですね。
お父さん的な部分が性格として強くあらわれている人は、
まじめで頑張り屋、自分に厳しい分他人にも厳しい人ですが、ミスやトラブルがあると落ち込みやすいところがあります。
遅刻をしない。交通ルールを守る。約束を守る。仕事をまじめにする。など人からの信頼度がとても高い人です。
が、一方で変わり者。頑固。偏屈。堅物。融通がきかない。怖い。などのマイナスイメージもあります。
職業としては警察官や学校の先生に向いています。
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