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2019/07/14

夏休みに子どもを怒らない方法 ~マルトリートメントⅦ~

七夕も過ぎ、もうすぐ夏休み。

お子さんたちは楽しみにしているでしょうが、

「毎日子どもが家にいると思うとウンザリ」と

夏休みが始まる前から

早く夏休みが終わってほしいと思うお母さま達も多いのでは。

 

長期の休みはお子さんの生活リズムも乱れがち。

起床時間が遅くなる

日中ゲームをしながらダラダラしている。

お子さんが家にいることで

お母さんの家事スケージュールにも影響が出てくるので

自然と怒る回数が増えつぃまう。

「宿題やったの⁉」

「手伝いなさい!!」

「ゲームばっかりしてないの!!!」

 

それでなくても暑さでイライラしているのに

子どもたちの姿にイライラをぶつけてしまい

自己嫌悪に陥るなんてことも。

 

そこで、

夏休みに入る前に

お子さんと夏休みの過ごし方を話し合うというのはいかがでしょう。

 

きっちりとしたタイムスケジュールではなく、大雑把に。

親が決めるのではなく、お子さんと話し合う。

ゲームは一日何時間?宿題は?家の手伝いは?

 

お子さんが自分で決めたことなので

「自分で決めたんだよね」と注意しやすい。

 

お子さんが出来なくなってきたら、

また話し合って起動修正をする。

 

40日もの夏休み。

お子さんを怒る時間を

親子のコミュニケーションの時間に替える。

時間をかけて話をする。

互いの思いを押し付けるのではなく

歩み寄ってゆく。

 

反抗期のお子さんには

【 聞かせる 】のではなく

【 耳に入る 】程度で。

親御さんたちの昔話を

お祖父ちゃん・お祖母ちゃんにしてもらうのもいいかもしれませんね。

ちょっと?

だいぶ?

気恥ずかしいでしょうか。

 

ひまわり2

 

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心の対話室うちゆい

E-mail 556.uchiyui@gmail.com
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2019/07/07

話しあわない夫婦の結末は? ~マルトリートメントⅥ~

家族間での話し合い。

大事なのは分かっちゃいるけど

大事な事こそ改めて話をするのは気恥ずかしい

 

そんなご家庭、案外多いのでは。

 

あるご夫婦のお話。

 

結婚当初、

夫が「節約してほしい」と妻に伝えたら

「いろいろお金がかかるのよ!と思わぬ反撃を受け

その後も何度か話そうとしたが

電話に出ない事や話しても何も言わない妻を

「話しても聞かない」と決めつけ

何も話さなくなっていった。

 

子どもを授かってから、

妻は夫にも子育てに参加してほしかったのに

夫は何もしてくれなかった。

夫婦なんだから分かってくれると思っているのに。

察してほしい妻は自分の思いを話すことなく

夫にずっと不満を持っていた。

 

そんな夫婦が結婚して16年。

その間家族の危機があっても

話し合って解決しようとせずに

その場を流してきたツケが回ってきました。

 

『 離婚 』

 

今、夫婦の口から出るのは

「一緒に暮らすのはもう無理」という言葉。

 

これまで話し合うという習慣のない夫婦は

離婚を前にしても

自分の思いを相手に話しません。

どう無理なのか

今後どうするのか

気持ちや考えはあっても

誰かに話すということも慣れていません。

互いにどんな思いや考えを持っているのか知らなかった。

この状況に至るまで、至っても

自分からは何も話さない。

そんな夫婦が結論を出そうとしています。

 

そんな夫婦の子どもたちは

 

このままでは夫婦が離婚に至ることを察していたのか

数年前から様々な行動を起こし

両親に心配をかけることで

家族がバラバラになることを防いできました。

 

しかし

子どもたちの思いに気づかない両親は

子どもの行動にもストレスを感じ

「お前が悪い」

「あなたが子どものことを放っておくから」と

互いをののしる事ばかり。

子どもたちの行動はエスカレートしてきました。

 

マルトリートメントは

親から子への直接的な不適切な関わりとして使われますが、

夫婦間の関わりでも

それが子どもたちに良くない影響を及ぼすなら

マルトリートメントと言えるでしょう。

 

笑顔4

 

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2019/06/30

170時間後の決断

先日大きな買い物をしました。

と言っても

家を買ったのでも

車やジュエリーを買ったのでもありません。

正直、そろそろ新車は欲しいけど・・・( ´艸`)

 

形のない知識というか…

ノウハウというか…

セラピーというか…

 

ある人からは「無駄」と言われそうな

違う人にからは「騙されている」と言われそうな

また、別の人からは呆れられそうな

 

そんな買い物をしました。

1週間と2時間悩んで。

 

目で見えないもの。

手で触れられないもの

そんなものを買うときの決断の基準は

自分がそれを心から欲しいと感じているかどうか。

 

さて、

今回の買い物がどんな形を見せ、

変形し、成長するのか

はたまたガラクタになってしまうのか

私の手に委ねられるのは1年後。

 

大きな買い物です。

人が見てガラクタでも

私にとって大切な宝物になるよう

頑張らなくちゃ。

 

上を向く

 

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2019/06/23

子どもの「やる気スイッチ」をONにする ~マルトリートメントⅤ~

躾や教育に熱心な親御さんも多いと思います。

 

他のお子さんが出来ることを、

親御さんが望むことを、

お子さんが出来なかったとき

 

「どうしてこんな事も出来ないんだ」と思うことってありませんか?

もしくはお子さんに言ってしまう。

 

どこの親御さんも

お子さんに対して「こうなってほしい」という期待があります。

または

「こうはなって欲しくない」という思いもあります。

 

なので

「何度言えばわかるの?」

「なんでこんな事も出来ないの?」

「早くしなさい」

などの言葉が

ついつい口をついて出てしまう。

 

親御さんの気持ちは分かります。

 

でもね、

ちょっと思い出してください。

 

お子さんが

寝返りが出来そうなとき

つかまり立ちが出来そうなとき

始めて一歩を踏み出す時

「がんばれ!」って応援しませんでしたか?

「よくやった」「がんばったね」と褒めませんでしたか?

 

赤ちゃんの時は

お子さんが成し遂げようとする姿を応援し、

出来るまで傍らで見守り、

出来たときに褒めていたのに

 

お子さんの成長と共に

他の子が出来るのに、なんで出来ないの?

どうしてこんなに時間がかかるの?

何度同じことを言わせるの?

という親の思いも大きくなっていませんか?

 

「子どもに、将来苦労をさせたくない」

「幸せになってほしい」

「ルールとマナーを守れる人になってほしい」

親なら誰もが思うことではありますが

思いが強ければ強いほど

子どもにきつく言ってしまう。

子どもが出来ないことを責め

子どもの出来ていることを褒められない。

 

そんな親御さんが

数多く見受けられます。

 

そして

そんな親御さんから

 

「自分も両親から厳しく育てられた」と

お話を伺うことも多々あります。

 

躾や教育とは

お子さんが出来ないことを責めるのではなく

出来ないことを教え

出来るようにしてあげること。

 

お子さんが楽しく・興味をもって

取り組めるように

親御さんがフォローしてあげる。

お父さん・お母さんから

褒められることが

お子さんのモチベーションになるでしょう。

 

家族3

 

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2019/06/16

[ どうした?」のひと声を ~マルトリートメントⅣ~

マルトリートメント・・・虐待防止や家庭の養育に関する機関では、「不適切な養育」の意味で使われます。

 

今の職場で良く耳にするのは、両親の怒鳴り、

特に「お母さんが大声で子どもを叱っている声」です。

 

私が子どもの頃、といっても半世紀程も前になりますが、

その頃の子どもたちは

どこの家でも大声で叱られていました。

というか、親は叱るときに大声を出していました。

庶民的な家では大概そうだったと思います。

それに、子どもが叱られて家の外にいると

隣のおばちゃんが「どうした?お母さんに叱られた?」と声をかけてくれて、

「おばちゃんが一緒に行ってあげるから」と母親にとりなしてくれました。

母親はおばちゃんに子どもを叱った理由をこぼします。

うなずきながら話を聞いたおばちゃんは「大変だね」と母親をねぎらって帰ってゆきました。

 

今は

「隣の家から母親の怒鳴り声が聞こえてくる」と役所や警察・児童相談所に電話が入ります。

自分で声をかけると、隣家とのその後の関係がギクシャクするというのが理由のようです。

行政が家を訪ねると

「隣の人が電話をしたんでしょ!」と犯人捜しのように聞いてきます。

また、大声で叱っているから

「いつか虐待だって電話される」と思っていたというお母さんもいます。

 

昔は近隣などの他人がある程度その家庭のことを知っていました。

今はお隣にどんな人が住んでいるのか

お隣の人の顔を見たこともない

そんなことも普通になっています。

 

でもね、

今のお母さんにも

「どうした?」って声をかけ、「大変だね。頑張ってるんだね」と

お母さんの大変さに共感し、頑張りをねぎらうと

困っていることや苦労していること・辛いことなんかをさらに話してくれます。

 

子育てのしやすさって周りの環境でも大きく変わります。

 

お隣や近所の人にちょっと声をかけられるだけで

お母さんの気持ちもちょっと楽になります。

 

「どうした?」って声をかけるのは勇気が必要ですから

普段からあいさつしたりちょこっと世間話をする。

 

そんなことから始めて

世代を超えてご近お付き合いができると

「地域での子育て」に広がっていけるのではと思っています。

 

笑顔2

 

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